自然の問題と聖典 -人間の自然とのよりよい関係を求めて

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≪ 関西学院大学キリスト教と文化研究センター編 樋口進編著 ≫
宗教が自然の問題にどう答えるか―
本書は、関西学院大学キリスト教と文化研究センター(RCC)のプロジェクト「自然の問題と聖典」での研究発表を編集したものである。人間と自然との関係はどうあるべきであろうか。宗教がこの自然の問題にどう答えるかは、重要な課題である。
自然の問題を考える!

●目次
旧約聖書における自然災害(樋口進...関西学院大学キリスト教と文化研究センター教授・宗教センター宗教主事)
名古屋学院大学における実験動物感謝記念礼拝の取り組み(大宮有博...名古屋学院大学商学部教員)
神学の緑化―パウル・ティリッヒを手かがりに(近藤剛...神戸国際大学経済学部准教授)
動物愛護観のダブルバインド―震災・原発事故における動物救援活動を例に(奥野卓司...関西学院大学社会学部教授・大学図書館長)
神はどのように線をひいたか?―人間・動物とその境界線(平林孝裕...関西学院大学神学教授)
古代世界における疾病・食糧危機とキリスト教―なぜキリスト教は生き残ることができたのか(土井健司...関西学院大学神学部教授)
原発問題とキリスト教―平和、環境、人権(内藤新吾...日本福音ルーテル稔台教会牧師)
イエスの自然観―イエス伝承における自然と神の国(嶺重淑...関西学院大学人間福祉学部教授)
自然・環境問題と仏佛教(松田史...NCC宗教研究所研究員、真言宗御室派法園寺副住職)
【 四六判・322頁・定価2,520円 】
[キリスト新聞社](ISBN978-4-87395-643-5)